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墨田区隅田小学校にて書の特別授業を行いました

2017/2/8

墨田区隅田小学校の四年生次で行われる二分の一成人式の一字書の特別授業を実施しました。
http://www.sumida.ed.jp/sumidasho/
 
《好きな一字で書のカレンダー作り》
[概要]
習字の学習を基礎に、芸術としての書の心に触れる試みです。
自分の好きな漢字一字を用いて、書のカレンダーを製作します。
子ども一人ひとり専用の資料を制作、配布します。五體字類や書道辞典をもとに、甲骨文字から楷書に至るまでの様々な書体の表したプリントです。そこから好きな書体を選びカレンダーに清書します。
 
[意義・目的]
 普段の小学校や教室の習字の授業ではお手本に合わせていくこと(臨書)を目的としていますが、そこではどうしても上手下手が発生し、書道への苦手意識も芽生えてしまいがちです。
 この授業ではまず、小学生が漢字の成り立ちを視覚的に理解することから始まります。人によって、時代によって字が違う。形も違えば書き順も違うものがある。うまい字にもいろいろある。うまく見えないものにも面白みが感じられる。最初に、このような自由は発想を得ることが大切になります。
 カレンダー作りでは、筆先を潰す(逆筆)、かすれ(飛白)、汚れ(飛沫)なども表現となりうることを楽しみながら体験します。そこから自分なりの「うまい」を発見する喜びが生まれます。普段と違う筆使いを意識することで、筆の特性をより深く理解することができ、それが通常の習字の上達にも還元されます。
 
 
[授業前半(講義)]
・漢字の楷行草書からひらがな、カタカナに至る歴史について(左と右の書き順のひみつ、丸文字は進化?等)
・永字八法について(上手に字を書く裏技!)
・さまざまな美術作品を参考にした筆の使い方(飛白、飛沫等)
 
 
[授業後半(実技)]
・カレンダー作り
1.半紙にさまざまな書きぶりで線を練習する。
2.四つ折りにした半紙に気に入った字体を四つ練習し、相談しながら一文字を決めます。
3.半紙に大きく書く練習。(それぞれの個性に合わせて指導)
4.カレンダー用紙に清書。
5.金粉銀粉をふり、落款を押す。名前を書いて完成。
6.お互いの作品をみて、感想を発表しましょう。





子どもたちが取り組んでいる姿が楽しそうで何よりでした。
ぜひ、今後も書き初めとしてご家庭で毎年続けられると面白いかと思います。
今年はどんな字を選ぼうか、どんな風に書いてみようか、去年とはどのように違っているでしょうか。
書を通して自己を振り返り、目標を立てたり、家族でお話してみてくださいね。

隅田小学校関係者の皆さん、オーエム通商の皆さんに感謝申し上げます。